もうすぐお正月だけれど、お正月のお菓子というと、石川県では「福梅」がよく知られている。 梅の花の形をしたお菓子で、だいたいは紅白のふたつがセットになって売られている。 薄いピンク色と、絹のような白色のお菓子で、普段とは違う、お祝いという感じがする。
福梅は、外側は最中のようになっていて、中にあんこが入っている。 お菓子に使われるあんこは、あっさりしたものとか、みずみずしいものとか、いろいろなものがあるけれど、 福梅のあんこは、しっかりとしたあんこだ。 今回調べてみたら、水あめが多く使われているということで、しっかりとした濃厚なあんこになっていると思う。 外側の最中には砂糖がまぶしてあって、口に入れた時に、その粒が感じられる。 パリッとした最中がほぐれて、濃厚なあんこが出てくる。 お正月だけ食べられる、特別な味だなぁと思う。
僕はお正月に出かけていくことになっていて、ちょっと寝過ごしてしまったことがあった。 何も食べずに出かけていくのも、と思って、福梅をひとつ手にして、 食べることにした。砂糖をまぶしたパリッとした最中と濃厚なあんこ。 この福梅で、出かけるための糖分を補給して、無事に外出先で用事を済ますことができた。 さっと食べやすいから、こういう食べ方もいいかもしれない、と思った。
新年を無事に迎えられる喜びとか、 一年を健康にすごそう、という気持ちがお正月は強まるんじゃないかと思う。 そういう時に、紅白のお菓子の「福梅」があるとすごくうれしい。
(2023.12.25 19:04:22)


