和食は、あまからい、というか、あまじょっぱい味付けが特徴のひとつなのかもしれない。 しょうゆの味に、甘い味が合わさっている、そんな味だ。
スーパーマーケットで商品を見てみたら、例えば、 煮魚はあまじょっぱい味だし、うなぎのかば焼きはあまじょっぱいタレが特徴だ。 お惣菜を見てみたら、野菜の煮物もあまじょっぱい味だ。 昆布巻きみたいなのもあまじょっぱい味だし、ごま和えなどもあまじょっぱい。 うどんの上にある油揚げも、あまからいというか、あまじょっぱくてすごくおいしい。 油揚げといえば、その油揚げを使っている、いなり寿司もあまじょっぱい味で、 油と甘さと、しょうゆの味が広がる。 納豆もあまじょっぱいタレが付属している。
どんぶりものも、あまじょっぱい味が多いような気がする。天丼とか、カツ丼とか玉子丼とか親子丼はあまじょっぱい味だ。 焼き鳥もあまじょっぱいタレがかかっている。 お菓子コーナーに行ったら、おせんべいはあまじょっぱい味が多い。 ぽたぽた焼きとか、歌舞伎揚げとか、あまじょっぱい味がすごくおいしい。 おせんべい以外でも、みたらし団子はあのとろんとしたタレはあまじょっぱい。
もうすぐお正月だから、スーパーマーケットには、おせちをPRするチラシなんかが置いてある。 もうお正月か、と思うのだけれど、おせち料理もあまじょっぱい味のものが多い。 そういえば、お餅もしょうゆと砂糖を合わせて食べるのが定番の食べ方のひとつだと思う。
甘い、というと僕はお菓子のイメージがあったし、塩味、しょうゆ味というと、おかずのイメージがあった。 僕の子どもの頃はそういうイメージがあったのだけれど、その甘い、としょっぱいを合わせた、あまじょっぱい味。 歴史上、最初に、しょうゆと砂糖を合わせて料理に使った方は、どういうきっかけで使ったのだろう。 砂糖を加えると食べ物が日持ちするらしいから、「砂糖入れると日持ちするんだよな。これおかずだけど砂糖入れてみようかな」というような 感じで使ったのだろうか。それで、砂糖を入れて、味見してみたら、あまじょっぱい味がおいしい、となったのだろうか。 僕にはちょっとよくわからないけれど、こういう組み合わせを発見した方はすごいなぁと思う。
僕も、あまじょっぱい味を昔から食べていたからだろうか、時々、あまじょっぱい味が食べたくなることがある。 あまからい、いなり寿司とか、どん兵衛のおあげとか、納豆とか、歌舞伎揚げとか、魚のかば焼きのレトルトになっているものとか。 僕は甘いものも大好きだし、甘くない塩味とか、しょうゆ味だけのものも大好きだけれど、 あまからい味、あまじょっぱい味という、甘いとしょっぱいを合わせた、不思議と言えば、不思議な感じもするけれど、 そんなあまじょっぱい味も大好きだ。
(2023.12.09 18:18:21)


