僕の小説にさつまいもが好き、という登場人物が登場するのだけれど、僕もさつまいもが好きだ。 最近ではいろいろな品種のさつまいもがあるというのをテレビで見たことがあるけれど、 石川県ではさつまいもというと、五郎島金時というおいもが一番有名でなじみのある品種なんじゃないかと思う。
五郎島金時はホクホクとした食感で、甘くて、においもすごく良いというか、そういう感じがする。 僕は以前は五郎島金時をゆでて、最後水分を飛ばして、そうやって食べていた。 すごくおいしくて、よく食べていたし、さつまいもっておいしいなぁ、といつも思っていた。
五郎島金時の食感を表現するときに、石川県の方言で、「こぽこぽ」とか「こっぽこぽ」という言い方をする。 たぶん標準語だと「ホクホク」という意味になるんじゃないかと思うけれど、ただ「ホクホク」という意味だけじゃなくて、 何かプラスアルファの意味があるような、そういう言葉のように個人的には感じる。それと、「こっぽこぽ」「こぽこぽ」は他の品種のさつまいものときは使わなくて、五郎島金時を食べたときだけ使うような、そういうようにも感じる。 もしも仮に五郎島金時の試食をすすめるとしたら「こっぽこぽの五郎島金時、いかがですか」という感じになるかもしれない。
方言というのは若い人はあまり使わないのかもしれないけれど、 大人になるとだんだん方言を覚えてきて、ちょっと使いたくなったりする。 五郎島金時を食べた時に、「これがこぽこぽの食感って言うんだ」と思ったような気がする。
さつまいもは栄養もあると聞くし、すごくおいしいし、大好きだ。 最近はちょっと僕の要領が悪いのか、食べそびれているというか、 さつまいもを食べる機会がなかったのだけれど、 大好きなさつまいもを食べたいなぁと思っている。
食べたら、きっと「おぉ、こぽこぽや」とつぶやいてしまうんじゃないかと思う。
(2023.11.21 18:02:20)


